家庭菜園の畑を所有していたり、誰かから家庭菜園を借りれたときはまず、縦と横の長さを測ってみましょう。
何平米ありましたか?
左の写真の区画で7m×10m、およそ70平米(21坪)です。70平米くらいあると、結構いろいろな野菜をそだてることが出来ます。坪を計算するときは面積を3.3で割って下さい。
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まず野菜の栽培に興味を持ったとき | 30平米くらい |
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2 | 本格的に色々な野菜を栽培したいとき | 70平米くらい |
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ほぼ自給自足で野菜を栽培したい場合 | 100平米くらい |
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4 |
ゆとりを持って野菜の作付をしたい場合 | 150平米くらい |
が目安だと思っています。 |
工夫次第では面積が少なくても自給自足が可能だと思います。
区画どりが出来たら次ぎは連作障害のことも考えて、作付の計画(ローテーション)を考えましょう。
折角ですから、目指すは、必要な野菜だけの少量多品目栽培です。最初から沢山の種類の野菜を栽培することは難しいですが、連作障害のことを考えると是非マ スターしたいもの。ここをマスター出来れば家計費(食費)をかなり減らすことが出来ます。
この1区画を3平米に決める方法は、蔬菜園芸学のプロであるチューさんのサイトを参考にしていて、私が家庭菜園を始めたころから実践している方法です。是非、チューさんのサイト「チューさんの野菜ワールド」も参考にして下さい。目からうろこのお話がいっぱいです。
私は、主に2区画の家庭菜園を借りています。一つは上記の図の様に、幅1m×長さ3mの3平米畝を中心とした区画です。この区画では、1作に栽培する面積が、3平米くらいしか面積を必要としない野菜を中心に栽培しています。
区画全体の長さが8.4mなので、3mの長さの畝が2つ確保できます。あと少し長さに余裕があるので、横向きにAとBの2.4m畝を作っています。
1-1から1-7までを1つのブロック、2-1から2-7までを1つのブロックとし、毎年ひとつずつ作付をずらしていくローテーションを組んでいきます。 例えば、ある年、1-1にナスを植えたとすると、次の2年目は1-2にナスを植えます。そして7年目に1-7にナスが植わり、その次の年の8年目にようや
く一巡して、1-1にナスが植わります。2-1も同じく、1年目にトマトを植えると、8年目に一巡して2-1にトマトが植わります。要するに1つのブロッ クでおおまかに7種類(一年2作だと14種類)の野菜が植えることが出来ます。
1つのブロックに植える野菜はなるべく連作障害を避けるようにローテーションを組みます。なるべく同じ科の野菜は組み込まないようにします。7つも区画が あれば非常にローテーションが組みやすいです。連作障害が出やすい野菜でも、休閑を要する年限は4~5年が目安ですから、1ブロックで5区画くらい確保で きると、ローテーションが組みやすくなります。
余分な敷地で確保できるAやBのような区画が出来たら、新しい野菜を試験的に栽培したり、メインの区画で野菜の収穫が遅れるなどして次の野菜が植えられないときなどに使用します。
家庭菜園の畑を所有していたり、誰かから家庭菜園を借りれたときはまず、縦と横の長さを測ってみましょう。
何平米ありましたか?
左の写真の区画で7m×10m、およそ70平米(21坪)です。70平米くらいあると、結構いろいろな野菜をそだてることが出来ます。坪を計算するときは面積を3.3で割って下さい。
こちらの6平米畝の区画は3-1をサツマイモ専用の畝に固定しています。サツマイモは痩せた土地(肥料のほとんどない)区画でないと甘くて美味しいサツマ イモに育ちません。ただし連作障害がない野菜ではないので、5年ほど育てたら、3-7などに移動させます。7つある畝の1つがサツマイモの連作になるの で、残りの6つの畝でローテーションを組むことになります。
一つの畝に違う野菜を植える場合は、インゲン+エダマメ、ブロッコリー+カリフラワーなどのように、同じ科の野菜など管理が似ている野菜を植えつけると良いと思います。
先ほどの家庭菜園の3平米畝の区画その1でも2つの畝をつなげて6m近い畝を作ることが出来ます。でも菜園の真ん中を横切ることが出来なくなるので、作業効率は低下します。